先日、ロサンゼルス在住のカズミ・モートンさんによる
カラーセミナーを開催いたしました。
カズミさんは京都生まれですが、20代で渡米しヴィダルサスーンでヘアカラーの
修行をし、現在ビバリーヒルズのヘアカラーリストとして毎日VIP顧客を沢山担当されている
一流のヘアカラーリストです。
そんなカズミさん直々に、これからのカラーリストが考えていくべき
カラーに対する考え方やその技術を目の前で披露してくださりました。
日本と海外では薬事法も違い、日本のカラーやパーマの薬剤は人体や環境への影響が強い物が多いです。
ヨーロッパやアメリカなどでは、環境問題やオーガニックの意識、髪に対するダメージの意識がとても高く、
傷ませない技術・傷ませない薬剤選定は日本よりはるかに技術やノウハウも進んでいます。
ウェルビーイングを掲げている我々には欠かせない、
将来いつまでも美しい髪を提供する上での考え方と技術を学ばせていただきました。
我々が普段やっているブリーチワーク。最近では薬剤も技術力も進歩し
20,000〜30,000円の技術料金は当たり前になってきましたが、
カズミさんは150,000円前後頂いているそうです。
これは物価高騰だけが理由ではなく美容師の価値が認められているからだそうです。
確かな技術と気遣い心配りははるかに日本の方が高くもっと自分達の価値を
高めていく必要があると改めて感じさせられました。