10月17日(火)東京恵比寿ガーデンホールにて、
世界的に活躍するファッションデザイナー『YUKI TORII』氏の2018年S/Sコレクションが発表されました。
コレクションのバックヤードに
ラシェンテが選抜され
ラシェテ川西
カラーリスト山口 美幸
ラシェンテ豊中
カラーリスト 林 麻美
2名がラシェンテ代表としてショーの演出をサポートしました。
(左 ラシェンテ豊中 林 中央 上田美江子氏 右 ラシェンテ川西 山口)
コレクションのバックヤードで指揮をとるのはパリ創作研修、
ポーランドワルシャワにて行われたコシノジュンコファッションショー
ラシェンテ 上田塾の講師、日本が誇る世界のトップクリエイター上田美江子氏です。
ヘアチームは全国の精鋭10名で結成されました。
9月の後半から当日までヘアチームで猛特訓を行いました。
テーマは
『さりげなく自然でステキなまとめ髪』
今回のヘアーデザインは、前回のコレクションよりも更にさりげなくナチュラルで、
もっとふわっと空気を含み、自分でまとめたようなオシャレな雰囲気がテーマです。
シンプルなヘアスタイルですが、
テールの結び目の太さや結び目の位置や髪表面のブラッシングした
毛流れを美しさ、艶にこだわりました。
高度なニュアンのテクニックが要求されます。
世界的に有名な鳥居ユキ先生とチーム上田で大舞台に立てる喜びを胸に、
本番までしっかりと万全の準備をするため、東京へ数度足を運びイメージ&デザインをチームと共有し、
レッスンを何回も行い、本番に備えての入念な準備を行ないました。
また当日までに鳥居先生のファッションテイスト、好み、趣味や趣向などを勉強し
このコレクション成功のため日々様々な角度、視点から研究を行うことも日課となりました。
いよいよ本番当日。
モデルでの衣装合わせやウォーキングチェック、ヘアメイクの最終チェック、
それぞれのポジションでの最終リハーサルを行いました。
資生堂のメイクスタッフの方々も加わりヘアメイクの仕込みスタートします。
チーム上田のメンバーもヘアの最終チェックに入り数十人のモデルをスピーディーに衣装に合わせたヘアスタイルを作ります。
本番のバックヤードではチームの心が1つになりました。
コレクションの成功の為に
各自毎日深夜にまで及びトレーニングを行ない、お互いの技術レベルの向上の為に切磋琢磨し、
チームが『成功』というゴールに向かって一丸となり、
共有することで、多くの力が生まれ大きな仕事を成し遂げる。
この流れを間近で感じ、
全国から集まった精鋭達と共に 一生懸命に取り組んだからこそ、
居心地の良い、そして刺激にある空間を体験できたと感じました。
モデルや各関係者、ヘアメイク、スタイリスト、音響、照明、演出家、など様々な人たちが
『成功』という1つのゴールに向かって取り組む姿勢はまさにプロフェッショナルです。
いよいよ、モデルの舞台ランウェイ直前。
数秒前、急遽手直しが入ることも日常茶飯事。
スカーフやサングラス、アクセサリーの小物関係の位置に対して
髪の落ちるバランスをどのように配慮し奇麗な位置にもってくるか、
細部の細部までこだわりトータルバランスでいかにモデルに似合わせ
素敵に仕上がるかが大きなポイントとなります。
一人のモデルは何着も衣装チェンジを繰り返しランウェイをウォーキングします。
モデルが素早く着替え次のランウェイの時間に必ず間に合う様バックヤードで待ち構える、
スタッフ全員の息のあったコンビネーションが最も大切になります。
ランウェイを歩くモデルの衣装はどれも色の合わせ方が絶妙で
ハッキリ色味を主張をしている中に『柔らかい色のコントラスト』が見事に主張され、また繊細に計算されたバランスに
ため息が出そうなくらいうっとりとしてしまいました。
ランウェイを歩くたびにふわっと空気を含み自分でまとめたようなナチュラルかつ繊細に
なびく後れ毛が素敵なお洋服を際立たせ最高のコラボレーションを演出していました。
各モデルがステージ上をウォーキングするとゲストの方々からの大きな歓声と拍手が鳴り響いていました。
YUKI TORII INTERNATIONAL
2018SS
TEAM:UEDA
MAKE:SHISEIDO