あるメーカーのCM撮影があり、
ヘア＆メイクの仕事でサイパンに行って参りました。
私達もCMの撮影はいくつか体験しましたが
今回も大変エキサイティングでした。
ラシェンテ神戸 ディレクター 橋本 尚樹
ラシェンテ心斎橋 カラーリスト 奥本 圭哉
が北マリアナ諸島サイパンへ。
自然の美しさが沢山残り、海の透明度は世界屈指、マリンスポーツやゴルフなど
様々な観光を体験出来る素晴らしい島です。
今回の撮影でコラボするパートナーはニューヨークを拠点とする
大手広告会社の名ディレクター。
多くのテレビCMやプロモーション動画、そして
有名モデルの撮影を手がけています。
そしてもう１人は東京で活躍する有名カメラマン。
人物撮影を手がけるカメラのスペシャリスト。
このハイレベルなメンバーでクオリティーの高い仕事ができることを打ち合わせの時点から
とても楽しみにしてきました。
成田空港から３時間のフライト。
午後３時に到着し
到着後すぐに翌日行われる本番の下見と打ち合わせで
サイパン中の島々を走り回りました。
様々なロケ地に周り撮影の構図や
背景とモデルのイメージと様々な場面を想定して
何度も何度も入念な打ち合わせを行いました。
今回、撮影機材を手配をしてくれた
『マリアナスタジオ』ですが、写真をよくご覧下さい。
そう、日本を代表する映画監督、生前黒沢明が使用していたスタジオでした。
そしてスタジオの様々な案内と撮影機材を調達をしてくれたスタッフは
黒沢監督のアシスタントとして現場で指導を受けた方でした。
黒沢監督の映画撮影でのこだわりや仕事のスタンスなど
様々な貴重なお話も聞くことができました。
壁に飾られていたのは、数々の黒沢映画の絵コンテ
どれも素晴らしい作品として世に知れ渡っている
ものばかりです。
こんな貴重なビデオも、
現場に訪れたスタッフ一同みんなで感動してしまいました。
打ち合わせも順調に進み準備は万端に整いました。
黒沢監督の見えない力も味方にいよいよ明日に備えます。
様々な状況を想定し生の現場にいつも起こるトラブルにも対応できる
シュミレーションも入念に行ないました。
橋本と奥本は本番、数十名のモデルのヘアーとメイクを行ないます。
（青リンゴに夢中な奥本）
気づけばもう夜中。
ホテル近辺のスーパーで簡単な食料品を買って
明日に備えます。
つづく
