カラーの退色が早い!5月に潜む悪魔 紫外線退色を抑える方法
「春に染めたのに、5月から急に色が抜ける」
「透明感カラーが黄ばむ/くすみが消える」
「白髪ぼかしのハイライトがギラついて見える」
この時期の“退色ストレス”は、シャンプーを替えるだけでは止まりません。
なぜなら、5〜7月は髪にとって 紫外線・汗・湿気・摩擦・熱 が同時に増え、
色落ちが“加速する季節”だからからです。
5〜7月の色落ちは「色の問題」より“髪の器”の問題
退色が早い人に起きているのは、ざっくり言うとこの2つです。
- 色素が抜ける
- それ以上に、色を抱え込む器(髪表面と内部の保持力)が弱くなっている
だから対策は「色を濃く入れる」ではなく、抜け方まで計算してデザインすること。
ここができると、5〜6月でも「抜けても汚くならない」「伸びても気になりにくい」
が作れます。
5月の退色を“原因分解” それぞれの対策方法
退色は一種類ではありません。体感で多いのはこの4タイプです。
- 退色A:とにかく早い(1〜2週間で別人)
- 退色B:黄ばむ(ベージュがレモンっぽい)
- 退色C:赤く戻る(ブラウンがオレンジ寄り)
- 退色D:ギラつく(ハイライトが浮く/白髪ぼかしが派手に見える)
紫外線退色で起きていることとは?
1) 表面(キューティクル)が荒れて、色が“保持できない”
紫外線を浴びると、髪の表面が乾きやすく、硬くなりやすい。表面が荒れると、
日常の動作(結ぶ・ほどく・服に擦れる・帽子の着脱)で摩擦が増え、
色が抜けやすくなります。
退色が早い人ほど「色落ち」より先に、手触りがザラつく→絡む→摩擦増の順で進行しがちです。
2) 透明感カラーほど“黄ばみ”が見えやすい
透明感系は、狙っている色味が繊細なぶん、少し抜けただけで土台の黄味が顔を出します。
つまり「黄ばむ」の正体は、色が抜けたこと自体というより 土台の黄味が勝った状態。
このタイプは、入れる色を変えるより 土台の設計・補色バランス・色の滞在時間 を
変えた方が効果的。
3) 白髪ぼかし(ハイライト)は、紫外線で“ギラつき”やすい
白髪ぼかしは、筋感と明暗差で白髪をなじませるデザインです。
ところが明るい筋は紫外線で抜けやすく、黄味が出るとギラついて見えます。
この季節は「ハイライトを入れるか」より、ハイライトの太さ・配置・ローライトの有無
抜け方の調整が完成度を左右します。
4) 退色は“熱”で一気に進む(紫外線+アイロンは最強の退色原因)
紫外線で乾燥した髪に高温アイロンを重ねると、手触りが硬くなり、
摩擦が増えて退色が早まります。とくに 同じ毛束に何回も通す人は、
色だけでなくツヤの維持が難しくなります。
今日からできる「紫外線退色の対策」9つ
- 外出前、髪にもUV対策をする(毎回)
- 分け目を固定しない(頭頂部の退色が早い人に効く)
- 帽子は“内側素材”を気にする(ザラつき=摩擦=退色)
- 濡れたまま放置しない(色落ちと手触り悪化の加速)
- ドライは「根元→中間→毛先」の順で短時間に
- アイロン温度は上げないより、通す回数を減らす
- 仕上げ剤は“ツヤ”より先に“摩擦を減らす目的”で選ぶ
- シャンプーは強い洗浄を連発しない(汗の日ほど優しく)
- 退色が早い月は「染める周期」ではなく「デザインの見直し」が先
ラシェンテが提案する「色落ちまで計算したカラーデザイン」
5〜6月に一番効果的なのは、ホームケアより デザインの見直しです。ポイントは次の4つ。
設計1)ゴールを“当日”に置かない
当日100点は、2週間後に崩れることがあります。
「2週間後の黄ばみ」「1か月後の赤み戻り」を先に想定して、
配合と明度を組むと、結果的に長持ちします。
設計2)抜け方の“不快ポイント”を先に潰す
- 黄ばみが嫌 → 黄味が出にくい土台と補色バランス
- 赤みが嫌 → 赤みが出やすい土台を避けたデザイン
- ギラつきが嫌 → 筋感のコントロール(太さ・配置・明暗)
ここを外すと、どんなに良い薬剤でも「抜けた瞬間にイヤ」になりやすいです。
設計3)明るくするほど“ムラ”が出る前提で、崩れない配置にする
明るいほど紫外線の影響は出やすい。だからこそ、
「全体を上げる」より「必要な場所だけ上げる」
「筋の太さを変える」
「ローライトで陰影を支える」
など、崩れ方が綺麗になるデザインを考えていきます。
設計4)白髪は“隠す・ぼかす・活かす”を混ぜて正解を作る
白髪の悩みは一択にしない方が成功率が上がります。
暗くして隠すだけだと、伸びたときの境目が強く出ることがある。
ぼかしを混ぜると、伸び方が自然になり、5〜6月のストレスが減ります。
来店時にはどう伝えればいい?
「5月から色落ちが早いので、今日より“抜けてきても綺麗”なデザインでお願いしたいです。
黄ばみ(または赤み/ギラつき)が苦手です。紫外線とアイロンが多い生活です。
色持ち優先で、透明感は残したいです。」
こんなニュアンスで伝えられたらデザインの方向性が一気に揃います。
まとめ:5〜6月の色落ちは“対症療法”より「デザインの見直し」
5月からの退色は、紫外線だけのせいではありません。
紫外線→乾燥→手触り悪化→摩擦増→熱ダメージ→退色加速、という連鎖で起きます
だからこそ、いちばん効果的なのは「濃く入れる」ではなく、抜け方まで計算して
“崩れない色”にデザインし直すことです。
ラシェンテでは専門のスペシャリストが丁寧なカウンセリングを行い
お客様のライフスタイルに合わせて様々なご提案を用意しております。




