11月22日〜11月26日の5日間、
日本とポーランドの国交樹立100年を祝い、
日本政府とポーランド政府の文化交流の一環として、
ファッションデザイナーコシノジュンコ先生のショーが行なわれました。
そのバックヤードのヘアメイクに
各種メディア、雑誌で活躍されている
ヘアメイクアップアーティスト上田美江子先生率いる
琳派ヘアメイクチームが全国の精鋭13名で結成。
ラシェンテからは大西佑香、山口美幸が抜擢されました。
『舞とファッション』と題したファッションショー。
コシノジュンコ先生の素晴らしく美しい琳派モチーフの衣装、
日本の伝統文化の能が合わさる幻想的なファッションショーです。
来場者はファッション関係、文化人、観光局関係、
また日本からも大勢のメディアを招いて華やかなショーが開催されました。
9月の後半から当日まで琳派ヘアチームでの猛特訓が始まりました。
琳派ヘアに最も要求されるのが『ビシッとシニヨン。』
このビシッとシニヨンを10分で作り上げる。
シンプルな技術ですが、高度なテクニックが必要とされます。
世界的に有名なコシノジュンコ先生と琳派上田ヘアメイクのチームで
大舞台に立てる喜びを胸に、本番までしっかりと万全の準備をするため、
関西チームで合同レッスン何回も行いました。
そして、いざポーランドへ
日本からポーランドまでのフライト時間は約13時間。
フィンランドのヘルシンキ経由で乗り継ぎし、ポーランドに無事到着しました。
ホテルに着いたのは夕方。
ヘアメイクチーム全員集合し、
ショーのヘアメイクルームになるレストランAleGloriaで
食事会&決起集会を行ないました。
このお店はワルシャワで初めてミシュランで三ツ星を頂いたレストラン。
店内の雰囲気は、上質でお洒落、もちろん料理も美味しかったです。
そしてワルシャワ滞在2日目。
午前のフリータイムを使ってホテル周辺を観光しました。
気温は3度。
風が冷たく突き刺ささるような寒さです。
まずはワルシャワセントラルど真ん中にある大きな時計台。
それが文化科学宮殿です。
高さ234m、37階建ての高層ビルです。
実際目の前にすると本当に大きく、壮大です。
1952年にソ連のスターリンが建設、寄贈したもので、
30階が展望台になっています。ちょうどワルシャワ中央駅と
メトロのツェントルム駅の中間にあり、周辺はとても栄えていて
ホテルも沢山あることから観光客にとっては目印になる便利な建物です。
昼からはいよいよリハーサルと本番に向けてヘアメイクの下準備がはじまります。
つづく