パリ観光の時間がなんとかとれました。
まず外せないのがやはりルーヴル美術館。
世界三大美術館の一つでもあり、フランスの国立博物館でヨーロッパではもっとも古い美術館の一つにあげられます。
世界最大級の大きさには圧巻！収蔵品３８００００点以上、年間来場者数が１０００万人近くになる美術館です。すべてを観ようとすると約一週間はかかると言われています。
入場するとまず、サモトラケのニケが出迎えてくれます。多くの大理石彫刻を横目に、絵画のブースではその一点一点の大きさや迫力に圧倒されながらも、注目のレオナルド・ダ・ヴィンチの「モナリザ」はやはり扱いが格別で防弾ガラスにいれられて、特別室に展示されています。
モナリザを一目見ようと、沢山の人だかりができていました。多い時では、この部屋に入るまで長蛇の列ができるとか・・・。
その他にも、彫刻ミロのヴィーナス、ヨハネス・フェイルメールの「レースを編む女」、ドラクロワの「民衆を導く自由の女神」等 一度は生で見ておきたい作品が沢山ありました。
限られた時間でどうしても観たい絵画がありオランジェリー美術館へ。ナポレオン三世が築いた温室改装し、布張りのガラス天井から外光がやわらかく振りそそぐ空間に、壁いっぱいに飾られた『睡蓮』が、来館者をきらめく水辺の風景の世界に引き込んでいました。
続いて、ノートルダム寺院にサンシュルピス寺院とパリの２大聖堂を巡りました。ノートルダムの鐘の音も聞け、サンシュルピスでは神聖なる雰囲気を肌で感じました。
そしてパリのトレードマークともいえるエッフェル塔と凱旋門。
どちらもその高さと美しさに大興奮でした。特に、ライトアップされたエッフェル塔は神々しさもあり遠く離れた場所からでもその美しさを放っていました。
そして数時間に一度、塔全体がフラッシュを焚いたようなキラキラした光に覆われます。その瞬間に出くわせば最高です！
なんといってもパリはその町並みが美しい。拠点を置いたモンマルトルの高台は傾斜の厳しい街ですがいたるところでパリの街を展望でき、昔ながらの町並みが残り、陽気な人たちの多く住む場所でした。もちろんパリ市内もどこを撮っても絵になる素晴らしい街並みと、重要文化財が隣接し見飽きることがありませんでした。
古き良き文化を守り抜く精神は、パリも日本も同じ芸術的感覚であるということを沢山の芸術にふれ感じることができました。
そして芸術以外にも人との関わりにより感じたこと、それはやはり日本の「礼儀」や「思いやり精神」の大切さ。
現地に住むアーティストやモデルの方々に言われたこと、「日本人特有のおもてなしや人を思いやる気持ちはやはりどんな国でも真似できることではない」と。
これは、日本特有の古き良き考えの一つであり、これからも私達、日本人が世界に発信していくべきだと思いました。
撮影での技術、現場力の経験はもちろん、 感性を常に磨く為に必要な日々の過ごし方やデザインに繋がるインスピレーションのトレーニングなど普段、目に見えない大切な部分まで学ぶことができました。
新しいものの発見と、大切にするべきもの、 創作活動を通じて、私達は様々な事を感じ、今後美容師として大切なヒントを得る事もできました。
新しいチャレンジとハッピーな気持をいつも持てる美容師は素晴らしい職業であるということも再認識できました。
今後もさらに進化しパワーアップした私達６人の活躍にどうぞご期待ください！
